加藤秀 <Shigeru Kato>
エレキベース(ベースギター)は、ピアノやバイオリンといった、長い長い時間と工夫や試行錯誤を経て確立された楽器とは違い、とても歴史の若い楽器です。
その分、演奏者にとっては接し方次第で、音楽を創るということにとても寄り添って鳴ってくれる楽器です。もちろん確立されている奏法もあり、また、どんな楽器であっても音を奏でる楽しさは同じですが、ベースギターは、より人それぞれによる弾き方があると思います。
決まりきったものを勉強するのではなく、初めて楽器をやる方も、そうでない方も、一緒に先ずベースの音を楽しんで、じっくり音楽を創っていきましょう!
加藤 秀 (かとうしげる)
横浜生まれ。ベーシスト、コンポーザー。
幼少よりピアノ、エレクトーンを始める。
高校時ジャズに傾倒し、20歳で渡米。
バークリー音楽院入学後、ベースギターに転向。
多数セッション経験を積むとともに、10代から始めていた作曲にも磨きをかける。
在学中、そして卒業後はボストンを中心に演奏し、ブルースバンドなどへも参加。
現在は東京を中心に”Echostics”、リーダーバンド“加藤秀グループ”他、様々な演奏活動を展開。
森山修(Guitar)、清野拓巳(Guitar)、佐藤達哉(Sax)、藤井信雄(Drums)、藤井学(Drums)、加藤崇之(Guitar)、宅“Shoomy”朱美(Piano, Voice)、坂ノ下典正(Guitar)等との共演、親交を経て、より自らの内なる音への探求心を強くした。現在もまだその音探しの入り口に立ったばかりという思いで作曲と演奏に励んでいる。
ウッドベースとエレキベースを絶妙にブレンドしたかのような独特なフレットレスベースサウンド、そしてジャズ、ポップス、クラシック等、様々な要素が絡み合うオリジナル・コンポジションには定評があり、”加藤秀グループ”を中心にそれらの音を現出、そして模索し続けている。